SCARLET®

スカーレットは、19世紀ヨーロッパにルーツを持つアマーロの思想をもとに、日本の風土と感性で再構築した薬草酒です。

オレンジピールやジャスミン、ニガヨモギなどを軸に、複数のボタニカルを重ねることで、苦味・香り・余韻のバランスを設計しています。

口に含むと、やわらかな甘みの奥から苦味が立ち上がり、時間とともに静かに広がっていきます。ストレート、ロック、ソーダ、そしてカクテルへ。

一杯の中で、異なる表情を見せる味わいです。

食後酒としてはもちろん、日常の中に静かな余白を生む一杯としてお楽しみください。

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手作業でつくるから残る味がある。

イタリアで生まれた薬草酒「アマーロ」を、日本で製造しているのが伊勢屋酒造です。

拠点は神奈川県・相模原。

甲州街道の宿場町として栄えた小原に残る、築100年の古民家を再生し、製造の場としています。

アマーロは、もともと薬としてつくられてきた酒であり、苦味を通して身体を整えるという役割を持っていました。

伊勢屋酒造では、その背景にある思想を受け継ぎながら、すべての工程を手作業で行っています。

仕込みから抽出、ブレンド、そして瓶詰めまで。

人の感覚で積み重ねることで、ひとつひとつ異なる表情を持つ酒が生まれます。

日本で、アマーロをつくる。

日本国内でバーや飲食店に携わった後、ヨーロッパを巡り、各地の蒸留所や生産者を訪れました。

特に、スイス・トラヴェールやフランス・ポンタルリエで出会った、土地とともにある酒の在り方に強く惹かれました。

自然と人の関係、その風土がそのまま味になるという感覚。

それが、酒づくりを志す原点になっています。

その中で、自身のバーテンダーとしての経験を重ねたとき、最も表現として適していたのが「アマーロ」でした。

イタリアで育まれてきたこの文化に敬意を払いながら、日本の風土と感覚を重ねていく。

伊勢屋酒造では、国内のボタニカルに加え、海外の原料も組み合わせることで、

ひとつの味を設計しています。

日本と外の文化、その両方を取り込むことで、ここでしか生まれないアマーロをつくっています。

香りと味を、重ねていく

味を設計する際には、まずルートや種子といったボタニカルから輪郭をつくり、そこに花や草木の要素を重ねていきます。

それぞれのボタニカルが持つキャラクターを理解し、一つひとつの要素を積み重ねていくことで、味わいに奥行きが生まれます。

そうして生まれるのは、単一ではなく、層を持った味わいです。

口に含んだ瞬間から、余韻まで。

時間とともに変化していくその流れを、一杯の中で感じていただければと思います。